プチトラベル
2023年1月15日 / Topics
クマだよ。
何てこともないのだが、夕方にふと思い立って津軽中里駅から津軽鉄道のストーブ列車に乗って五所川原まで行った。
元気村ゆかりの女史がストーブ列車の車内販売をする日だと聞いてひやかし気分で「よしいぐべ」となった。
ストーブ列車の折り返し最終便はさすがに人もまばらで、発車と同時に日本酒とスルメを買い、アテンダントが石炭ストーブで手際よく炙ってくれてた。
スルメと日本酒は八代亜紀だぜ。
あ~呑んだ、呑んだ。
心底楽しかった。
実はおいらは明治35年の古い校舎の五所川原農林高校の出で、金木から毎日ストーブ列車で通学していた。
特に一番古い林業科なのでバンカラそのもの。
常に作業服、ノコ、ナタ、ヘルメット着用だった。
今なら凶器携帯で許されるわけもない。
女子からみれば対象外で、悲しい青春だった。
今こうして津軽鉄道に乗って酒呑んでるなんて、何だか不思議な気分さ。
でも、当時の国鉄払い下げ車両がまだ元気に走っていて、古い石炭ストーブが現役なんて日本ではここだけかもしれない。
頑張れ津軽鉄道!!
藤枝村のあたり。
津軽中里駅前の里のれすとらん。
かなり古いよ。
中里タクシー 泣けるほどの哀愁感。
ストーブ列車の煙突。
石炭ストーブは現役。
車内販売のおねえさん。
硬券切符だよ。
演歌だぜ。
真っ直ぐ帰るわけなどない。
また呑んでしまった。