起伏のあるエリアをしばらく歩いて「七ツ滝」と「水力発電所跡」へ。ここは母沢砂防公園内であり、トイレや東屋、渓流もあるので休憩にピッタリ。さらに木違沢・常家戸沢線に沿って山間へと進み、川沿いを注意深く見ていくと森林鉄道の木橋跡、石垣跡などを目にすることができる。ここで折り返し、さきほどの公園を過ぎると伝説の神木「十二本ヤス」が現れる。ゴール間近の相野山橋脇にある森林鉄道の相の股トンネル跡も必見だ。
7段の岩場を流れ落ちる「七ツ滝」。その昔、この落差を利用して水力発電が行なわれ、森林鉄道宿舎の電源をまかなっていた。今もなお、発電所跡が残っている。
コース折り返し地点にひっそりと佇む木橋跡。もはや自然の一部になっているかのようだが、明治~昭和にかけて大活躍。ここでかつての森林鉄道に思いを馳せてみよう。