流行りの半纏(はやりのはんてん)

昔からの例え言葉だが、今流行り(いまはやり)ってことさ。

さて、今日の午後は青森放送による「第67回青森県民謡王座決定戦」が無観客によるオンラインで配信され、おいらはパソコンで見ていた。

昔から唄と手踊りの最高位であり、「津軽民謡」と「南部民謡」の部で予選会が行われて、津軽民謡5人、南部民謡5人、合計10人で統一王座を競う。

この中で金木町嘉瀬の唄人、山中京子さんが決勝に進み、難しいとされる「津軽三下がり」を唄った。

当然のえこひいきだが、津軽衆にとっては津軽民謡だべさ(笑) 津軽方の三味線は名人の福士豊勝師匠。

前奏で唄い手のテンションを上げ、間奏は唸る撥音でますます唄い手と聴衆を煽る。

津軽三味線の神髄にマジでシビれた。

詳しくは来週のテレビ放送をご覧あれ。

コロナ禍でこうしたコンクールも様変わりしたが、昨年夏には邦楽記者の呼びかけで、津軽三味線の持続化を支援する「よされプロジェクト」によるオンラインでの津軽三味線全国大会が行われた。

名の知れた実力者達によるハイレベルでガチの勝ち抜き戦だった。

この大会はYouTubeで公開されているので興味のある方はご覧ください。

世の中は様変わりを続けているが、どんな形であれ、日本の文化とその土台にある地方文化を消してはならない。

言いたいことはそれだ。

【要項】

津軽三味線リモート大会「 第1回津軽三味線全国大会 from Home」開催

【YouTube】

2022.3.21

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