
炭のチカラ
クマだよ。
元気村の囲炉裏では100%地元産の木炭を焚いている。
炭火でじっくり時間をかけて焼くと魔法のように何でも美味しくなる。
再生可能エネルギーとCO2の関係において、一番シンプルで解かりやすいのが木炭やバイオエネルギーではあるまいか。
石油・天然ガス・石炭などの化石燃料は燃やしてしまったらそれで終わりで再生されることはない。
しかも排出されるCO2で地球が危なくなる一方だ。
CO2を吸収するのは自然の樹木や植物だというのはわかりきった話で、森林こそが燃焼・吸収・再生サイクルの最たるものだと思う。
さらに命を育む水も森林からの恵みだ。
風力や太陽光は確かに自然エネルギーだが、たかだか20年程度の寿命のものを、元からの自然を破壊してまで闇雲に進めてどうなる。
こうしたコストがクソ高い電気料に上乗せされるなんてどうかしてるぜ。
おいら達の元気村はなるべく便利さに背を向けて、スローフード・スローライフに徹するつもりだ。
そんな象徴的な部分が囲炉裏と炭なのさ。
冬の元気村は確かに寒い(笑) だけど火を囲むってのは気持ちが和むよ。
焼きたいもの、煮たいもの、なんでもご希望に応じます。

隣の中泊町で生産している上質な木炭。元気村ではまとめ買いして年中使っている。

囲炉裏は焼くものによって炉の深さも煉瓦で調整している。

深浦産のニシン。ニシンはだんだん戻ってきているようだ。

鰺ヶ沢のハタハタ。田楽が美味いよ。

地場産の小ぶりな真鯛。

日本海のメバル。

ビーフ・ポーク・チキンの三種刺し。

日本海のボタンエビ。

陸奥湾蓬田産の帆立

クマが採ったタケノコ。春には金木産のアスパラもよく焼くよ。

おまけは深浦産のデカいカジカ。鍋にして食いまくった。ふくれた腹の中にはヤリイカとホッケを丸呑みしてた。

やめられないねー
んだ、んだ。
2023.2.25
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