武士の一分 …続き
愚痴は言うまい、弱音も吐かず。
畑のラストサムライ「毛豆」が食べ頃になり、今朝は幼なじみの爺さま2人で毛豆を全部引き抜き、枝から豆外しをしていた。
抜き終わったら、いきなり凄まじい雷雨になり、急ぎピザ小屋に避難してお昼まで作業をしていた。
今さら信じられないかも知れないが、幼なじみの2人は超無口な少年だった。
仕事キャリアは別にして、持って生まれた性格だから、2人していれば今でも同じだ。
目の前に閃光が光り、雷鳴バリバリだろうが、そんな話しは一言もせず、黙々と豆外しをしていた。
実に寡黙で落ち着いた老人達だなと可笑しさがこみ上げる(笑)
半分残ったが、明日の朝またやるべと別れた。
2023.9.19
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