「太宰イズム」と「ネオ太宰」

今日は神妙に・・・クマです。

メルマガ9月号をお読みになった方は気が付いていると思いますが、ホームページに現代風の太宰治が姿を現しています。

これから季節ごとに登場しますのでお楽しみに。

特集 気軽に太宰に親しむ「ゆるだざい」プロジェクト

一般社団法人かなぎ元気村では、地域の衰退と観光による交流人口が激減している危機感を背景に、太宰が愛した津軽の地に今後も継続的に域外の人を呼び込むため、新しい感性による切り口で、これまで訪れたことのない層を呼び込む取組が必要と考えています。

具体的には、「域外から地域課題に関わってくれる人材」として、この課題に挑んでくれる太宰ファンを募集し、新たに太宰を“編集”しなおす「太宰ism」プロジェクトを推進するという内容です。

この取り組みは、令和2年度に「むつ財団」からの支援採択を受けたものの、いきなりコロナ禍に翻弄されてイベント関連は殆んど実現しませんでした。しかし、このプロジェクトの考え方に、これまでにつながりを築いた多士済々が賛同し、新しい感性で太宰と金木を編集する「ネオ太宰」が姿を現しました。

新進気鋭のライター、デザイナー、カメラマン、料理家、バーのマスターなどなど、実に多才な方々の協力を得て、新しい「太宰ism」と「neo太宰」という、今までにないコンテンツが次々に誕生しています。

人それぞれの考え方や個性を否定せず、尊重して受け入れることに、このプロジェクトの奥深さがあり、自分がこれまでに目指してきた「やりたいことを形にしよう」という風土づくりにつながるものです。

今回よりホームページを通して「ネオ太宰」を季節感あふれるエッセイでご紹介していきますのでご期待ください。

元気村を訪れた少女らが時々自由ノートや蔵のボードにメッセージや落書きを残していきますが、それらは固定概念に凝り固まった私たちの感性を揺さぶるものばかりです。こうしたネオ太宰が次々と現れるのがとても楽しみですね。

太宰ミニエッセイ|秋

2023.10.4

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