元気村の「とっちゃ」逝く
かなぎ元気村のとっちゃ(父さん)伊藤弘行さんが77歳の一期を終えて浄土へ旅立った。
とっちゃは腕利きの大工さんで、朽ち果てる寸前だった旧傍嶋家の修復に力を尽くし、3年にわたる苦難の修復工事、木工体験、ひば細工など、元気村の魅力を支えていた主要メンバーだ。
大工、左官、電気、水道、機械など、どんな仕事もこなす器用さはまるでレオナルドダヴィンチだった。
そして吉幾三を輩出した芸人ぞろいの嘉瀬村においては歌自慢の有名人だった。
とにかく働き者で、ひょうきん族だった。
とっちゃを失った衝撃は計り知れない。
この一月の間に厨房と木工の大黒柱を失ってしまった…
これからの元気村をどうすればいいのか途方に暮れるばかりだ。
安らかな浄土への旅立ちを願いながらも、喪失感は埋められそうもない。
本当にお世話になった。
自分も明日はどうなるかわからないが、元気村の営繕管理は一人になってしまったのだから頑張るしかない。
厨房チームも立ち上がり、力を合わせて頑張っている。
2023.11.29
その他の記事
- 2023.12.20
- 2021.07.16
- 2022.10.25
- 2024.05.28
- 2023.10.14