ひとりひとりのポジティブな行動が地球沸騰化を減速させる?!そしてWell-beingへ

猛暑日が過去最高日数を数えたこの夏。猛暑というよりは、熱波という言葉が合いそうな日も経験すると、夜の29℃がホッとする、そんなカラダが形成されつつあるといってもよい。

 

「地球温暖化」から「地球沸騰化」へ。インドでは、40℃を大きく上回る熱波襲来の日々が続き、多くの命が失われている。集中豪雨による土砂災害や乾燥による山火事、世界中の気候変動に関わるニュースは枚挙に暇がない。
いったいこれからどうなっていくのだろう、誰もの頭をフッとよぎる、未来に畏怖を抱く、そんな瞬間が増えた夏であった。

 

少し自分の若かりし頃の話をさせていただこう。
地球環境問題を意識しはじめたのは、1980年代の若かりし学生時代、将来はライターを目指し、売れていた若年男性雑誌の編集部で丁稚をしていた。特集記事作成のための資料を集めアンカーと呼ばれる人に参考データをまとめて提出するというデータマンという仕事だった。当時は、それがきちんとできるようになるとページを任され、文章が雑誌に掲載され、企画料・原稿料がもらえるようになっていた。

 

元NHKアナウンサー鈴木健司氏、小説家野坂昭如氏、立花隆氏らと著名人の対談シリーズのデータマンをしていたのであるが、中でも印象に残っているのが、矢追純一氏との特集である。タイトルは『地球滅亡の危機 人類破滅のストーリー』だったかと思う。矢追氏といえば、みなさんご存じなのが『UFO』であるが、この特集は、地球温暖化が叫ばれ始め、食糧問題、砂漠化、森林破壊など、宇宙的視野で地球の様々な諸問題の実状と課題を提言する硬派な記事であった。

 

シリーズ最後は、「人類はスペースコロニーなる地球の大規模な環境変化などに対応するための移住先として宇宙空間施設が21世紀にできて、そこに移住することになる」という宇宙的な話で終わるのであるが…
ノストラダムスの大予言を乗り越えられれば、バラ色の21世紀が待っていると信じていた20代そこそこの自分にとって、斬新で革新的で、話の大きさについていけてない部分もあったが、とにかく刺激的であった。

 

このシリーズを通じて得た言葉がある。矢追氏が一貫して語り続けたのが「ひとりひとりが自分ごととして意識して行動すること。小さな積み重ねが地球の未来をよいものにする」。

 

この出会いと経験は、後の仕事にも大きく影響していく。特に子供たちを対象にした農村での環境教育や農業体験、自然体験の考え方の基盤になり、プログラムを構成するに至った。その中でも北東北3県の子供たちを集めて実施した「北東北子ども環境サミット」では、子どもたちの宣言にも考え方が入り、感無量だったことを覚えている。

 

今、インバウンド観光の世界的なトレンドはアドベンチャートラベル。そのコンテンツをかなぎ元気村でも提供しているが、提供すべき価値として、自然や文化へのローインパクトが掲げられている。環境に配慮した取り組みをしていないと欧米豪のインバウンド客は来訪しない。世界では当たり前のことになっていて、その取り組みがプログラムに必須。お弁当にプラスティック容器が出てこようものなら…

 

そういった地球にやさしい取り組みをひとりひとりが実践し、それが少しずつ、つながっていかないと、今、見えてきている暗い未来予想図から、もっと生きやすい時代がやってくるとこはないと思うのだが…まずははじめの一歩。
このような考え方を次の世代に継承していく、これが、自分にとっても大きな役目なのだろうと、海水温の高くなった海に足を入れながら思うこの夏であった。

 

さて、矢追さんのUFO話やその時の不思議体験は古民家かなぎ元気村の囲炉裏を囲んだ時にでも(笑)

 


21世紀に入り、その思いをイベントで発信

 


夏の終わりに10年以上通う南房総の海水温の変化を実感

 


南房総の地場ネタのお寿司も
南の魚があがってきたと大将

 


砂浜ライドしながら清掃しても
すぐやってくるプラスティックゴミ

 


津軽海峡圏Well-being博で実施した海浜清掃。
海洋ゴミについて改めで学ぶプログラム

 

2025.8.29

その他の記事

月別アーカイブ

タグ一覧

Movie

動画一覧