「ヒューマノイドで生活に大きな変革が訪れる日はそこまで」を実感

「握手してください」。恐る恐る手を差し出す…もしかしたら、握りつぶされてしまうかも。もちろん、そんなことはない。ヒューマノイドは、まるでお寿司を握るかのような柔らかな感じで、手のひらを包んでくれる。

 

先日、乃木坂のロボット開発メーカーショールームでの一幕である。二足歩行型ヒューマノイドとの出会い。ロボットの価格は高級車と同レベルで中国製という。
「こういったロボットはだいぶ進んできました。まだ、完璧ではないですが、4足ロボットはもう、かなり人間に代わって様々な場面で活躍してますよ」(Transistor Robotics Inc.代表藤田氏)。

 

中国がロボットに力を入れているのは、昨今の軍事費拡大という側面もあるが、中国は介護でのニーズが高いのだ。ひとりっこ政策によって中国では1人の若者が、2人の親と4人の祖父母の6人を支える人口逆ピラミッドが生まれるという過酷な状況になっている。先に超高齢社会を迎えた日本と同様、介護する人がいなくなってきているのが、日本よりも中国にとっての一大事、その解決に向けて対人支援型のヒューマノイドが中国の政策として推進されているのだという。

 

「ヒューマノイドは、中国は確かに進んでいます。ただし、それを二足歩行で動かすシステム、頭脳=AIはやはりアメリカが抜けている、そこに僕らも参入しようとしているんです」(藤田代表)。そう、ロボット市場は、国会等でも予算討議されているが、日本企業も参入して、ビジネスチャンスを獲得しようとしているのだ。

 

代表によれば、中国でも二足歩行のロボットは、もう価格競争にも入っていく時代になっているとのこと。ただ、問題は、それを動かす脳の開発。ここに日本も参入しようとしているのだ。一番を狙って…二番じゃダメなんですっ…

 

この時は、TBS「がっちりマンデー!!」にも登場した静岡の製茶メーカー代表とヒューマノイドロボット見学だった。
「抹茶市場が拡大して、ニーズは世界的に高まり、びっくりするほど、価格は高騰している。その内、日本人は抹茶もお茶も飲めなくなってしましますよ。生産量は大きく減少しているのにニーズはどんどん高まっているのですから。とにかく生産する人がいないんですよ」(製茶メーカー代表)。生産農家の減少は言わずと知れた日本の農業にとって大きな課題である。氏は続ける。
「この間、契約する生産者と会食をしていたら、もはや茶生産の作業をしてくれる人は、海外からの人材、地元のパートではまったく追いつかない。例えば、収穫のためだけのロボット的な農機はあるが、一連の作業をやってくれるロボットが効果的・効率的な価格で購入できるのなら、欲しいねといわれましたよ」。
もはや、日本の農業にも、ヒューマノイドの登場が待ち望まれているのだ。
「作業内容は同じでも、産地の起伏や気候などにもそれぞれ作業が変わってくるので、やはり、開発に時間がかかり、そこのコストをどうするかなんですよね。」(前述・藤田代表)

 

この年度末、コツコツと相変わらずの大量の事業報告書をまとめてきていたが、やはり検索ではGoogle Geminiにお世話になった。若手からは、「80%以上をAIがやってくれる時代がもうそこまできてますよ」といわれる。昭和生まれには、やや、う~ん、かな。

 

早く、都会を抜け出して、かなぎ元気村の畳の上でのんびり過ごしたいものだと実感した今日この頃である…。でもお茶を出してくれるのは、ヒューマノイドの世界は近々、やってくるのだろうな。

 

自己紹介から握手へ。やわらかく包んでくれる。

 


多くの現場で活躍している4足歩行型ロボット

 

指定場所へてくてくと歩いていくロボット

 


様々な動作を記憶する作業を続ける

 

2026.3.24

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