一般社団法人 かなぎ元気村 メールマガジン7月号

一般社団法人かなぎ元気村 メールマガジン7月号

盛夏の候、いかがお過ごしでしょうか。昨年のメルマガでは国連事務総長が発した「地球沸騰」という言葉を引用しましたが、連日報道されている通り7月の日本列島は異常な猛暑に襲われ、気象庁では生命に重大な危険を及ぼす熱中症警戒アラートを発信し続けています。今年4月から最高気温が40℃以上に達する日を「酷暑日」とし、新たな予報用語として正式に追加されました。
気温による違いをおさらいしてみますと、夏日:最高気温25℃以上、真夏日:30℃以上、猛暑日:35℃以上、酷暑日:40℃以上とされています。日本人の平均体温は36.5℃ですから、酷暑日となれば積極的な予防対策をしないと死に至るということになります。時々アウトドアに潜む危険について話をする機会があるのですが、熱中症も低体温症も自身の体温のプラス・マイナス1.5℃以上が危険レベルとされており、即刻行動を停止して対処しなければなりません。となれば酷暑日は限界体温を超えて生命維持ができないレベルなので怖いですね…
今となれば夏本番という境目がわからなくなりました。皆様、昼夜問わずお気を付けください。

一般社団法人かなぎ元気村では、みなさんのそばにいつも『かなぎ元気村』ということでメルマガを配信しています。今月も奥津軽の小タヌキのコラムやクマのぼやきをお楽しみください。

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【目次】
1.DMV(デュアルモードビーグル)の話
2.シリーズ「記憶の断片」その28
3.ウェルネスコラム第45回
「どさんこ「キナコ」の瞳に吸い込まれ、訪れるここちよい時間へ」
4.あとがき

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1.DMV(デュアルモードビーグル)の話

私はNHKで放送している六角精児の「呑み鉄本線日本旅」が大好きで毎回楽しみにしています。
タイトルのDMVとは鉄道線路と公道を走れるマルチな営業車両の事です。最近この番組で放送された徳島県と高知県の県またぎで営業運転している阿佐海岸鉄道のDMVを見て、もともと地域に根差したローカル線を活かし、高齢社会や観光誘客に対応するにはやはりこれだな、と強く思いました。DMVについてはJR北海道が世界初の開発を進めていた経緯があり、津軽鉄道の澤田社長も早くから注目していましたが、JR北海道は経営改善と新幹線乗り入れ優先のために実用化を断念し、構想は幻となっていました。
しかし、四国の徳島県と高知県、金融機関や経済団体による第三セクター「阿佐海岸鉄道」がDMV開発を引き継ぎ2021年から世界初となる本格的な営業運転を開始しています。マイクロバスを改造した車両で鉄道線路と一般道路を走るのですが、既存のローカル鉄道を廃線にせず、更にその先をカバーしている点に大きな価値があります。阿佐海岸鉄道を見ますと既存の鉄道駅、路線バスルート、そして更に拡大したオリジナルルートは魅力にあふれています。
私からすれば県またぎの行政センスを感じますね。もともと鉄道の駅を中心に町がつくられたことを考えますと、高齢化と運転免許返上社会をきっかけに町の原点そのものを見直すべきではと思います。もし当地にDMVが導入されるとしたら津軽半島は絶対に面白くなります。旧市町村の広域活性化を真剣に考えないと中心の五所川原市自体も廃れることになるでしょう。
旅人は最果てに向かう心理があるのだそうで、かの司馬遼太郎氏もそう述べていますし、吞み鉄本線の視点もまさしくそうなのだと思います。北には歴史や文化に裏付けされた数多くの魅力があり、ローカル鉄道や路線バスの廃止ありきではなく、行政が連携して柔軟な交通体系を構築するために先進地に出向いて意見交換して欲しいと思います。私たちは昨年、台湾の阿里山森林鉄道を視察してそう思いました。

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2.シリーズ「記憶の断片」その28

私はかつて青森県立五所川原農林高等学校に在籍していました。56年前の1970年(昭和45年)7月、母校の野球部は大方の下馬評を覆して夏の全国高校野球県予選と北奥羽予選(青森県と岩手県)を勝ち抜き、夏の甲子園初出場を果たしました。あの夏の記憶は今でも鮮烈に残っていて、レギュラーメンバーは私と同じ林業科が多かったので、私は今でも野球部の同級生を誇りに思っています。彼らは朝練のせいで日中の授業は寝てばかりでしたが、勉強もそこそこの成績で決して野球バカではありませんでした。これは後の人生においてとても大事なことなのです。
当時の五農は1,000人を超すマンモス校で、卒業生も各方面で五農閥と言われるほど勢いがあったので、県大会準決勝からは全校応援になり、応援団の数も半端ではありませんでした。主戦投手は軟投形でボールコントロールが良く、どの試合も僅差でスリリングでしたが、あれよあれよという間に勝ち上がりました。その時は深く考えてはいなかったのですが、終わってみて改めて彼らの守備力と打撃の集中力に感心しました。野球の神様が背中を押していたんだと思わざるを得ない奇跡的な勢いでした。あの夏も暑かったですが、スタンドを埋め尽くした大応援団の熱狂と校歌・応援歌の大合唱を生涯忘れることはありません。
時代が変わって今では私学が甲子園の常連になりましたが、数年前の秋田県立金足農業高等学校の大活躍を見て胸が熱くなりました。夏の甲子園、青森県勢と東北勢の活躍を期待しています。

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3. ウェルネスコラム第45回

「どさんこ「キナコ」の瞳に吸い込まれ、訪れるここちよい時間へ」
(一社)かなぎ元気村の理事木谷敏雄(通称奥津軽の小タヌキ)が「日本各地のウェルネス地域の探訪」を綴ります。この小タヌキは、日本各地のウェルネスツーリズムや最近でいうWell-Beingツーリズムによる観光地域づくりの感動請負人(コーディネーター)として各地を飛び回っていて、そこそこ活躍しているらしい(笑)そんな小タヌキのウェルネス地域探訪にお付き合いください。
※ウェルネスコラムはこちら

どさんこ「キナコ」の瞳に吸い込まれ、訪れるここちよい時間へ

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4.あとがき

こうしてメルマガを書いている最中に再び令和8年熊本地震が発生してテレビニュースに釘付けです。M7.1の激震で、余震は翌朝まで160回を超える凄まじさとなれば誰もが一睡もできなかったことでしょう・・・
大きなショッピングモールや製紙工場は弾道ミサイルの直撃を受けたような信じがたい光景で、トリアージ(命を救う優先順位)という緊迫した用語が使われていることに胸が痛みます。被災地域全体の建物破壊は凄まじく、一夜明けて死者、安否不明者は増え続けており、加えてこの猛暑やインフラ破壊、医療停止、衛生環境の悪化などは生命の危機に直結しますので日本国の総力を結集して一刻も早く尊い命を救って欲しいと願っています。
天変地異、侵略戦争、地球上のすべてがおかしくなっているようです。不測の事態に備え、緊急時に身を守るすべを習い覚えることはとても重要であり、いざとなれば一人一人がその場でベストを尽くし、助け合うことを想定して日々を過ごしましょう。先ずはセルフレスキューです。
この先も心配は尽きませんが、猛暑・酷暑に注意し8月も息災にお過ごしください。

2026.7.30

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